【失敗しない】臨床検査技師の転職を成功させるポイント3選
転職すれば良くも悪くも環境が一変します
大きな決断なだけに失敗したくないですよね
- こんな理由で転職を考えてもいいの?
- 転職したらどんなことが変わるの?
- 転職を成功させるコツがあれば知りたい
こんなお悩みを解決します
転職を決意する理由
モチベが上がらない
業務がマンネリ化しているとなかなかモチベが上がらず、
今の職場にも魅力を感じづらくなります
急性期病院でバリバリ経験したい方や
慢性期病院でゆっくり学びたい方、さまざまです
病床数の多い少ない、
総合病院かクリニックか、
診療科の多い少ないでも経験できる症例や検査が違ってきます
臨床の最前線で活躍したいのに規模の小さな慢性期病院で働いている
論文や発表など学術活動をしたいのに急性期病院で余裕がないなどは転職を考えても良いでしょう
ワークバランスを重視したい
急性期の大規模病院では検査予約は常にいっぱい、かつ当日緊急オーダーもバンバン入ってきて余裕がありませんよね
定時ギリギリに緊急追加が入り、
それから所見や検査結果の報告、終業時点検を終わらせ帰路に着く頃には夜遅くになっていることも少なくないでしょう
独身であればさほど問題ないかもしれませんが、中堅ともなるとプライベートも大事にしたいところ
若い頃にある程度経験を積んだのなら少し規模の小さな施設でゆとりを持つのも良いでしょう
年収アップしたい
マイホーム、車、子ども、他にも交際費など中堅はお金がかかります
今の給料に満足できない、あるいは福利厚生の充実した施設への転職を考えても良いでしょう
夜勤や待機手当なども手取りに関与してくるので、基本給のみで判断しないように注意が必要です
他領域を経験したい
循環器センターでは心エコー検査、
がんセンターでは病理細胞診など施設に特化した領域があればオーダーされる検査もその領域に関連したものになってきます
複数の診療科がある総合病院や医療センターでも、人員不足であったり認定資格を取ってしまうと
その分野に固定されローテーションから外されてしまったり他の領域を深く学ぶことは出来ないでしょう
例えば早くに複数領域の超音波検査士を取得してしまえば、その施設ではエコー検査から離れることはほぼ不可能です
エコー技師が細胞診を診たい、検体検査技師がエコー検査をしたいなど、転職して環境を変えるのも方法の一つです
人間関係・職場環境が悪い
どうしても折りのつかない人がいる、お局がいるだけでなく
他部署や医師、看護師など様々な人間関係に悩まされます
大きな施設ではそういった人とできるだけ距離を置くことも可能ですが
小さな施設やクリニックでは毎日関わらなければならず、精神的負担は増すばかりです
表面的なつながりで業務上支障なければ今の施設で頑張ることもできますが、
無理をすれば確実に日々の満足度や自己肯定感、モチベにも影響してきます
同じ志を持って互いに評価しあえる環境で信頼できる同僚・上司のもと働くべく自分に悪影響を及ぼす人間関係を断つのも大事な決断です
転職を成功させるポイント3つ
転職したい理由をハッキリとさせる
なぜ転職したいのか再確認しておきます
ここがブレてしまうと、転職活動中にモチベが下がり妥協して同じような環境に戻ってしまいます
できれば紙に書いて認識を強めて置くと良いでしょう
得意・不得意・やりたくないことを明確に
自分の得意・不得意なことを再確認し、強みを最大限に発揮する環境かどうか転職先候補を吟味します
やりたくないことを明確にし、この条件は満たすような施設を探します
例
患者と接したくない
残業はしない など
許容範囲・デメリットを意識しておく
すべて希望通りの転職先が見つかることは稀です
上記のやりたくないことを満たすが、この辺りまでは許容できる範囲を決めておくのが大事です
例
定時で上がれるが、早出勤務がある
ルーチンでは鏡検が主だが採血当番がある など
また転職することですべてが好転したり、劇的に変わるわけではありません
人間関係や今までの施設での常識などはすべて無になり、新しく積み上げていなねばなりません
希望の領域を担当できる反面、給料は下がるかもしれません
こうしたデメリットも転職前に許容できるか十分に検討してきましょう
まとめ
漠然と転職したいな〜と考える方は少なくないはず
転職に重要なのは自分が何が得意で何をやりたいのか、やりたくないのか
自己分析を十分に行うことです
今の職場に満足出来ていなければ、一度自分を見直してみるといい選択ができますよ