【臨床検査技師の仕事は将来無くなる?】今から始めたい3つのこと
- AIが普及することで臨床検査技師の仕事はなくなるのではないか
- 今のうちからできることはないか
- 将来のために自分だけのスキルを身に付けたい
オックスフォード大学の論文によればAIの普及した将来、臨床検査技師の仕事がなくなる可能性は全702職種中533位と書かれています。確率にすると90%。
実際の現場では遠心から測定、自動再検をプログラムによりシステム化できたり、エコー検査でも自動計測ができたりとここ数年で劇的に業務効率が上がりました。
このまま自動化・AI参入が増えると私たち臨床検査技師の仕事はAIに淘汰されていくのではないか?と不安になりますよね
この不安を打開するには、結論付加価値を付け自分の市場価値を高めること
この記事では自動化・AI参入に動じないためにどう対策すべきかを紹介します
生理検査・検体採取業務に就く
臨床検査技師の仕事がなくなる可能性は全702職種中533位と下位の成績ですが、中でもAIに取って代わりにくいとされているのが実際に患者を相手にする業務です
具体的にはエコー、心電図など生理検査全般、採血をはじめとした検体採取業務がこれにあたります
職場にローテーション等ない場合は、心電図検定や製薬会社や医療機器メーカのホームページにある心電図クイズを使って心電図の知識をつける、検体採取講習、タスクシフト講習を受講しておくと良いでしょう
▶️心電図検定のメリット3選【即戦力になれる】 - 臨床検査技師のためのお仕事ガイドブック
▶️【初心者でも大丈夫】失敗しない採血のコツ5選 - 臨床検査技師のためのお仕事ガイドブック
認定資格を取る
生理検査、検体採取に携わらない検体検査でも専門性を高めることで自身の付加価値を高めることが可能です
最短ルートは認定資格を取得すること
特に細胞診取得者は転職の優遇資格でも多く見かけますが、その他の認定資格でも重宝されることは間違いありません
あえて取らない選択肢はないでしょう
学会発表・論文・研究をする
数多く学会発表や論文を執筆することで知名度も上がり、学会役員に推薦されたり自身が所属するグループの学術担当に推薦される確率が高まります
結果管理職に上がりやすく地位を確立することが可能です
私自身、実際に学会座長や論文投稿を繰り返すうちに学術班長の推薦を頂きました
検査技師界隈ではなかなか発表や班長活動を進んで行う人は少なく、これだけでも周囲と差別化を図ることができますよ
まとめ
臨床検査技師の仕事は多岐に渡ります
- 生理検査がしたいのに検体に配属されてはや数年
- エコーをしたいのに学ばせてもらえない
SNS上でもこんな声を多く見かけます
不満を抱えたまま今の部署で働いていてもブレーキとアクセルを同時に踏むようなもの
大きな成果は期待できないでしょう
今の職場にこのままいても理想の自分に近づけない、やりたいことが出来ないのであれば転職も視野に入れて活動するのをオススメします
メディコであれば医療従事者に特化した転職サイトなので希望に合った職場を探すことが可能です
募集内容から自分に足りないスキルを逆算する使い方もアリ
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